マイクロソフトのボリュームライセンスはどこから購入できるんだという謎


 スーパーに買い物に行くと、つい「もやし」を買ってしまうTTy(ティーティ)です。
おはようございます。家庭を助けてくれるもやしにはもはや感謝しかありません。

今日は、ボリュームライセンスをどこから購入が出来るのか、見積りが取れるのか、契約が出来るのかということを紹介します。

もうすでに販売店さん決まっているので要らないです、という方は本記事を飛ばして頂けましたらと思います。


1.エンタープライズ契約とMPSAの購入先

ボリュームライセンスには複数の契約がありますが、エンタープライズ契約(EA/EAS/SCE)やMPSA契約、EES契約(教育機関向け)は
マイクロソフトさんが認めている販売店さんでしか購入が出来ません。

エンタープライズ契約とMPSA契約の概要は過去の記事(下記)をご覧ください。

LSP(ライセンシング ソリューション パートナー)、通常「エルエスピー」と呼びます。
この資格がないと、エンタープライズ契約とMPSAを販売することが出来ません。

LSPの販売店さん一覧は下記のマイクロソフトさんのホームページをご参照ください。

各社さんのホームページがありますので、そちらからお問い合わせ頂くのもいいかと思います。

注意点としては、もしグループ会社がございましたら、親会社さんやグループ内の情報システム会社さんにマイクロソフトの契約が無いかを先に確認して頂いた方がいいと思います。
新しく自社のみでエンタープライズ契約を締結頂いても、あまりメリットがないからです。


2.OPEN ValueやCSPの購入先

OPEN ValueやCSPの購入先は、かなり販売店さんがおられますので
特に公式ページでも紹介は無いのではと思います。
(販売会社さん紹介がありましたらすみません・・・)

OPEN ValueとCSPの概要は過去の記事(下記)をご覧ください。

お近くの販売店さんなどにお問い合わせ頂けましたら、おそらくお取り扱いはあるんじゃないかなぁと思います。


ここから先は、ボリュームライセンスではないですが
マイクロソフトのソフトウェア購入方法についてご紹介します。

3.マイクロソフトから直接購入する

マイクロソフトさんのページから直接、365製品などを購入することが出来ます。
Azureも直接、購入することが出来ますが
販売店さんを通さないので、もちろん定価での購入になります。

すぐに使いたい、ちょっとしか使わない、という用途でしたら
一番早い方法ですので、オンライン製品やAzureであれば直接購入もおすすめします。

マイクロソフトから直接購入したテナントは
他の契約に移っても、購入先を変更するだけですので
そのままご利用頂けます。


4.量販店さんやネット(Amazon・楽天など)から購入する

企業・団体向けというよりは、個人向け・家庭向けとなりますが
ソフトウェアによっては、商用利用も可であることが多いです。

すぐに購入して使用開始できるという点では優れているのですが
自社またはグループに契約があるのであれば
ボリュームライセンスで購入されることをおすすめします。
メーカー監査の時に、パッケージで購入しているとパッケージの提示を求められることがあるので、面倒だと思います。

SOHOやフリーランスの方は、量販店さんやネット通販から購入になるかと思います。


個人的な意見ですが、ソフトウェアライセンスはどこで購入されても
同じソフトウェアですので、安いというところにだけ目がいきがちなのですが
エンタープライズ契約については契約事となりますので
価格だけではなく、ソフトウェアライセンス許諾に詳しい販売店さん(もしくは販売担当者さん)を、ご選択なされるのが最終的には色々と聞けますのでお得かと思います。
もし、ライセンス許諾違反してまして、販売店さんも気づいておらず、メーカーさんから直接、突っ込まれましたら大変なことになりますので、お付き合いする販売店さんは、慎重に、かつ大胆にご選択されることをお勧めします。

本日はここまでとなります。

今日の晩御飯は、オイスターソースのもやし炒めと豆腐のお味噌汁にしようと思ってます。

Twitterもフォローよろしくお願いします。
https://twitter.com/TTysworks


このブログの人気の投稿

ESUの購入方法が分からない謎(最速で見積り欲しい人向け)

SQL Server 2012 ESUライセンスの謎