ボリュームライセンスの利点の謎
おはようございます。TTy(ティーティ)です。
Twitter始めました。本ブログ内はコメントを受け付けていないのですが
下記、Twitterに何か知りたい情報がありましたらコメントしてください。
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Twitterは、サービス開始されてすぐ始めたことがありましたが、2年ぐらいしか続きませんでした。かれこれ、15年ぐらい前のことですが。
当時は海外の人とリアルタイムでやり取りが出来ることが面白かったと記憶しています。
Google翻訳さんにもかなりお世話になりました。
ボリュームライセンスなんて知らなくてもいいと思われる方もいると思いますが
本日はマイクロソフトのボリュームライセンスの利点について、個人的に思う点をあげたいと思います。
1.やっぱりボリュームライセンスは安い
ボリュームライセンスの最大の利点は、やっぱり「価格」が安くなることではないかと思います。
契約によりけりですが、マイクロソフトさんのサイトから直接購入すると定価ですが、企業向けボリュームライセンスで購入する場合は、各販売店さんからの価格となりますので、購入数量が増えるのであれば、価格交渉してみるのもいかがでしょうか。
契約によっては、数量別でボリュームライセンスレベルが設定されています。
EA/EAS/SCE契約 (Enterprise製品の数量および製品群別)
レベルA : 500~2,399
レベルB : 2,400~5,999
レベルC : 6,000~14,999
レベルD : 15,000~
MPSA契約(ポイント数および製品群別)
レベルA : 500~3,999
レベルB : 4,000~9,999
レベルC : 10,000~24,999
レベルD : 25,000~
レベルがA⇒Dになると、その都度メーカー価格がお安くなる仕組みになっています。
レベルが上がるたびに割引率が入るので、販売店さんにご確認ください。
OPEN ValueやCSPは、メーカーのボリュームディスカウント制度が無いため
販売店さんの出し値になります。
2.同じインストールキー(プロダクトキー)を使える
ボリュームライセンスの契約は、法人または団体で行うものですから
権利は法人または団体が行使することになります。
そのため、インストール時に同じキー(MAKとKMSがあります)を利用できるという点が
大きなメリットになると思います。
MAK:マルチ ライセンス認証キー
個々のデバイスからマイクロソフトの認証サーバーに接続して認証させます。
KMS:Windows キー管理サービス
社内にKMSサーバーを置いて、KMSサーバーからマイクロソフトの認証サーバーに
接続して認証させます。
通常はMAKキーを使用されることが多いですが、各デバイスが社内ネットワークから
外部に出ることが出来ないなど、閉じられたネットワーク内では
KMSを構築して利用する必要があります。
よく使われるものとしては、「Windows 11 Pro」を展開する場合でしょう。
ボリュームライセンス契約については、Windows11 Proのメディアをダウンロードして
MAK/KMSで認証させてから、PC環境を作成(マスター作成)して
それを複数台に展開(クローニング、キッティング)することが
企業/団体では、よくあることかと思いますが、これを可能にするのが
「ボリュームライセンスのインストールメディア」です。
権利としては、下記となります。
”再イメージング権は、該当する場合、お客様のコマーシャル ライセンス契約で付与されます。 再イメージングは、利用可能なコマーシャ ル ライセンス プログラムに基づきライセンスを取得された製品(コマーシャル ライセンス メディアの使用を許可されたライセンス)とお客 様が再イメージングしたいライセンス取得済製品が同一である場合に行うことができます。マイクロソフト ソフトウェア製品のライセンスを OEM や小売販売形態を通じて、またはマイクロソフト コマーシャル ライセンス契約以外の契約に基づいて取得したコマーシャル ライセ ンスのお客様は、マイクロソフト コマーシャル ライセンス メディアから作成したコピーを使用することができます。この簡易ガイドの対象とな るのは、コマーシャル ライセンス メディアから作成したコピーを、同じ製品かつ同じバージョンであり、同じコンポーネントを含み、かつ同じ 言語である場合に限り使用できる権利です。最初にライセンスを取得したソフトウェアとは異なるバージョンまたはエディションを使用して デバイスに再イメージングする権利は、ダウングレード権および/またはライセンス移行権を通して一部のプログラムで付与される場合があ ります。ソフトウェアの異なるバージョンまたはエディションを使用してデバイスにイメージングする権利については、製品条項を参照してく ださい。その他、これらの要件に対する例外も、製品条項サイトにてご確認頂けます。 ”
ボリュームライセンスメディアの入手および購入方法についても
購入の必要がないのに、Upgradeライセンスを購入されている方もおられますので
どういった場合に、購入が不要なのかということを、また別途記事にしたいと思います。
本日の記事はここまでとなります。
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